意外と多いドアクローザーの不具合。放置しないことが大切です

オフィス内装のご相談の中で、意外と多いのが「ドアクローザーの不具合」に関するものです。ドアが勢いよく閉まる、途中で止まる、ゆっくり閉まらなくなった――
こうした症状は、日常的に使っているドアほど起こりやすいものです。

ドアクローザーは内部にオイルやスプリングを使用しており、長年の開閉によって少しずつ劣化していきます。特に人の出入りが多いオフィスでは、想定以上の回数で使用されることも少なくありません。「突然壊れた」と感じる場合でも、実際には少しずつ不具合が進行しているケースがほとんどです。

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不具合を放置すると、ドアが強く閉まって大きな音が出たり、指を挟むなどの危険が生じたりすることがあります。また、扉や枠に余計な負荷がかかり、ドア本体や丁番の不具合につながる場合もあります。小さな違和感が、別の不具合を引き起こす原因になることも少なくありません。また、油漏れは放置するとドアが「バタン」と猛スピードで閉まり危険です。

ドアクローザーの不具合は、突然起こるというより、日常のちょっとした違和感として現れることがほとんどです。閉まるスピードが変わった、途中で引っかかる感じがする、開けるときに重さを感じるといった変化は調整や点検が必要になってきているサインのひとつです。こうした段階で確認しておくことで、大きな故障や周辺部材への影響を防ぎやすくなります。また、ドアクローザーの油漏れは、内部シールの劣化による寿命(故障)のサインであり、修理(オイル補充)は不可能で本体交換が必要です。

オフィス内装工事というと大きな工事を想像されがちですが、実際にはドアクローザーの調整や交換といった小さな修理が日常的に発生しています。こうした細かな部分を早めに確認し対応することが、オフィス全体を安全で快適な状態に保つことにつながります。気になる違和感があれば、小さな不具合のうちに状態を確認しておくことが大切です。